ネパール始末記'96春

　さて、何から書けばよいのやら・・・1996年の春先、２月〜３月に卒業旅行と称してネパール（主にカトマンドゥ周辺）へ行ったのですが、そもそもどうしてネパールなのかという話をしなくちゃならないかもしれません。 でも実のところ自分でもなんだかごちゃごちゃしててわけがわからなかったり・・・(^^;

　最初にネパールの土を踏んだのは1990年３月、民主化直前でした。 89年の秋口に神田のアジア文庫で見た一枚のチラシ（西遊旅行のツアーのだった）がきっかけ。 このときはもうただひたすら観光地を連れまわしてもらって過ぎました。 生まれて初めての海外旅行、一人で旅行に行くのも初めてで、実質５日間しかネパールにいなかったし、後半は体調崩してたし、怒涛の旅行だったのですが、インプリンティングされてしまったのか1993年の２月にも出かけ、1996年春は３度目のネパール行きでした。 しかもこの後年末に４度目も行ってます・・・。
　卒論のタイトルが「カトマンドゥ盆地の都市コスモロジー」だったくせに（しかし「コスモロジーってナニ？」状態で書いたむちゃくちゃな内容・・・よく単位もらえたもんだと今でも思います(^^;）卒論提出してから出かけたので、向こうでさんざん「なんでレポート書く前に来ないんだ」と言われました。

　そんなこんなでまずは96年春のネパール始末記です。