空港に着いたのは夜の7時過ぎ。空気のにおいが懐かしくって顔がゆるみ まくり。

 間違えてドル紙幣の入ったお財布を預け荷物に入れてしまってたために、ネパールの空港で円>ドル両替という不審な行動をとる羽目に…… せっかく事前にビザの申請用紙をもらって記入して写真も貼ってあったのに、両替してるうちに長蛇の列が出来て最後の方になってしまいました。

★重要★空港でビザを申請しようと思ってる人へ
 申請料より多いドルを払ってもおつりが来ない可能性が高いです。事前に 調べて(申請料はよく変更になるから、毎回確かめた方がいい)ぴったりの 額のドルを用意しておくのが吉です。英語(かネパール語)で職員に言い返 す根性があれば問題ないけれど、避けられる面倒はなるべく避けた方がいい ものね。  なんでそんなことになるかというと「申請書と申請料とパスポートを受け 取る職員」と、「ビザのついたパスポートを返却する職員」が別になってて、 お金は最初の人が手元の箱に放り込んでしまうってのが一因なのかなと思い ます。書類出すときは後に人が行列してるし、職員はさっと受け取ってぱっ ぱっと書類をさばいて別のカウンターを指して「あっち」と当然のように言 われて、日本的感覚でパスポートと一緒にお釣りも返ってくれるんだろうと 思いがちですが、パスポートしか戻ってこないことがよくあるようです。そ こで「お釣りは?」と抗議しても「おれはお金には関係ないもんね〜」って 顔をされてしまう……少なくともわたしが最初に行ったときははそうでした。 とにかく申請料はぴったり用意しましょう。

 やっとこ入国して荷物を受け取り、空港に会いに来てくれた知人と話をしているうちに西遊旅行の人が(空港からホテルの案内もついでに頼んだ)来たのでホテルに移動。 タメル地区のチベット系の老舗ホテル「Utse」が今回の最初の宿泊先でした。

 チェックインして、西遊の人に帰りのリコンファームを頼んで別れ、部屋に入って一息。 とりあえず今回当面(ひょっとしたらずっと)お世話になる予定の人や以前お世話になった人に連絡を取って、シャワーを浴びて寝ました。


2.Utse Hotelとチベッタンブレッドの話

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