雑草日記


雑草のようにしぶとくはびこる種々雑多な雑想の日々。


2001年1月の日記(前半)


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2001/01/01 (Mon.) A Happy New Century !!

 ……というわけで今年もお正月がやって参りました。

 しば家の年越しの具合はといえば、うちの実家で年越しそばを食べたときにお酒を飲まされたR氏が「アルコール抜くからちょっと待ってて」と言い残したきり動かなくなり、その傍らで紅白みつつひたすら絵を描いて夜中になり、チャンネル変えてサザンのライブ中継で年をまたいでいたような記憶がございます。 結局R氏が復活したのは3時過ぎで、それから初詣に出たので個人的に毎年恒例だった地元神社の甘酒は頂けませんでした。 っていうか、お寺も神社ももう人気がほとんどなかったし……

 R氏は再び寝てしまい、年賀状作りを再開するも6時頃にはいいかげん体力の限界に達してしまい、窓からちらと東の空を見やりつつも寝てしまいました。 時間的に日の出にはまだ間があったはずですが、空はしっかり明るくなっていて、光も見え始めてた気がします。 初日の出は見たのかどうか自信がないですが、少なくとも初薄明は見たってことで(何の意味があるのかしらんけど)。

 あとは午前中にどうにか起きて、実家でおせちとお雑煮を食べて、祖母にお年玉もらいました(ちょっと待て)。


2001/01/02 (Tue.) ばたんきゅう。

 寝正月でした。

 起きたらもう午後も半ばかと思う時刻で、渋谷に出てチャンパーで食事(朝昼一緒)をしたのが2時だか3時だか。 それから無印を覗いたりフランフランで福箱(赤)を買ったりして、さらに新宿に移動。 福箱は本当は青が欲しかったのですが、渋谷店には赤しか残ってなくてそれも残僅少だったので赤で妥協したら、新宿のフランフランには赤青大量に積まれててショックでした。 高島屋の初売りが明日なので、まだそんなにお客さんが入ってなかったために残ってたようです>新宿店

 新宿へはスキーウエアを探しに行ったのですが、一足遅くてヴィクトリアが閉まってしまったので、明日もう一度行くことになりました。 


2001/01/03 (Wed.) 鯛焼きラヴ。

 R氏実家の初詣に行きました。 昨年までは車で行ってたのですが、今年は総員6名になって1台に乗りきらないし、駐車場の順番待ち等を考えるとタクシーの方がいい、ということでタクシーで行きました。 お参りのあと、出店であれこれ食べて、たこ焼きや焼きそばも美味しかったのですが、何より今日のヒットは「鯛焼き」でした。 去年の韓国で鯛焼き(というか鮒焼き?)を食べそびれ、さらに酉の市でも食べそびれたってせいもありますが、昔は近所に鯛焼き屋さんがあって食べたいときに食べられてたのが、おばあさんが亡くなって店を閉めて閉まって以来滅多に見かけなくなったので、久々に食べられてうれしかったです。 ついお持ち帰りしてしまいました。

 午後はR氏の友人にして義弟のS氏と3人で新宿へ。 昨日の続きでまずスキーウエアを買いに行きました。 5日から行く予定だと言うのにまだウエアを買ってないというのも悠長な話ですが、ここしばらくスキーとは縁遠い生活だったせいで気後れしてたのと、今現在かなり太り直しているため果たして自分に着られるサイズがあるのか? という不安で、なかなか買いに行けないでいたのです。 昨日デパートに行ったついでに覗いたスポーツ用品売り場では「あんたなんかゲレンデに行かなくてよろしい」と言われているかのような品揃えでああやっぱりなあと思ってたのですが、専門店にはちゃんとありました。 色の選択の余地はなかった(スノーホワイトしかなかった……汚れやすい色……)けど、それでもあっただけましです(^^;  実のところ妙高は遠いし行くの面倒だなあとか思ってたのだけど、着るものが見つかっただけで一気にうきうきしてきました。

 それから電器店でR氏とS氏の買い物をして、某所でお茶してから帰りました。 ここ(お茶飲んだトコ)は眺めがよいことで有名な場所なのですが、えらく高飛車な値段設定(7日まで新年の特別料金で席料1人1000円プラスでした)で、そのくせお世辞にもサービスが良いとは言えなかったので、たぶん今後進んで行くことはないでしょう。 確かに眺めはすごいから、別に席料とるのは構わないと思う(天気が悪かったら絶対行かないけどね)けれど、それならそれなりの態度で接客してしかるべきではないかしらん?  その場で苦情言わずにここで愚痴っても詮無いことですが。

 昨年末に某オークションで落札したチェリイの『色褪せた太陽』シリーズ全3冊が届いてほくほくしてます。 あらすじだけ聞いたことがあって、ずっと探していたので幸せです。 大事に少しずつちびちび読もうっと。

今日買った(というか届いた) 本:チェリイ『ケスリス』、『ションジル』、『クタス』、以上。


2001/01/04 (Thu.) そろそろ脱お正月気分?

 毎朝J-waveでかかる「dotTV」のCMが気に障ります。 なんていうかこう……あざといというか、個人的には古くさいと感じたのですが、「急がないとなくなっちゃうよ、早く登録しなくちゃ!」的な宣伝。 作りとしては本当に古典的な手法だと思うし、目新しいものでもないし、何故こんなに気に障るのかわかりません。 ナレーションの女性の不自然に明るい声のせいかなぁ。

 R氏は今日から仕事(といっても今日は本稼働じゃないのかな?)です。 結局年末年始はほとんど休みらしいことをできませんでしたが、その分この終末にゆっくりできることを祈ってます。

 明日からのスキーの支度をするために各々実家に荷物を取りに行ったり。 久々すぎて何を持っていけばいいのかいまいち把握できてません。 ウエアと、着替えと……そういえば雪靴がないけれど、バスを降りてから民宿までって路面だいじょうぶなのかな???  とりあえずゴム底のウォーキングシューズで行く予定ですが、場所によっては凍結防止のために路面に水が流れてたりするのでちょっと気になります(以前苗場でえらい目に遭ってるから)。


2001/01/05 (Fri.) いざ妙高。

 R氏は会社へ、わたしは家で支度の続きです。

 留守中の猫(豆炭&練炭は外に出さずに行くし、外の猫にも多少餌をやってるので)の世話を義母A氏に頼むので、必要なものをわかりやすいようにまとめて置いて、説明をつけました。 さらにずっと2匹で閉じこめられて退屈すると何をするかわからないので、いたずらされると危険なものは寝室や引き出しにしまって、猫トイレの掃除をしてその合間に洗濯と掃除も少しして……とやってたら、あっという間に夜でした。

 一端戻ってきたR氏と一緒に出て、池袋でH氏、こころ氏、ろむろむ氏と合流し、バスで一路妙高へ向かいます。


2001/01/06 (Sat.) 山は白銀。

 池袋を出たのが午後11時過ぎ、途中高坂SA、横川のおぎのやドライブイン(行きは途中から一般道を走っていたらしい)、あと1ヶ所(黒姫あたり?)でトイレ休憩があって、朝7時過ぎに妙高杉の原に到着。 小雪が降る中荷物を受け取って宿まで歩き、一休みしてからゲレンデに向かいました。 心配していた路面状態は、雪が降っていたせいもあってか問題なく歩ける状態でした。 時期が真冬だってのもあるかもしれません。 春先のゆるんだ雪道は防水がしっかりした靴でないとダメでしょうから。

 朝食・昼食とゲレンデのレストランで食べて、夕方まで滑り倒して宿に戻って夕食。 食後、H氏とろむろむ氏はナイターに出かけ、わたしとこころ氏はお風呂に入り、部屋に戻るとR氏はすでに寝ていました(畳の上で……)。 揺すっても起きないので2人で5人分布団を敷き、こころ氏も間もなく寝たのでしばらく1人で本を読んでいて、そのうちどうにも眠くなって寝ました。 ナイター組の2人が戻ってきて「うわ、もう寝てる」というような会話を交わしてたのが聞こえたような気もしますが、はっきり目が覚めたのは朝になってからでした。


2001/01/07 (Sun.) 初温泉。

 昨日はずっと雪が降っていましたが、今日はいい天気です。 朝食後チェックアウト&荷物を預けてゲレンデに出ました。 昨日最後に一気に降りるときに、スキーにあまり慣れていないこころ氏を気にしすぎたR氏が転倒して膝を痛めたらしいのですが、幸い骨をどうかしたわけではなさそう(そう言い張ってますけど、言い張る内に口を滑らせて、ネパールで足をひねったときのケガがヒビどころか思いっきり折れていたことがばれてたのでいまいち信用できません)で一安心。 かくいう自分も運動不足がたたって足(内股とか)が筋肉痛だったので、途中お茶を飲んだりしつつのんびり滑ってました。

 お昼に集まってスキーを返し、一端宿に戻って荷物をまとめ直し、お昼&お土産探しがてら温泉に入りに行きました。 前にも来たことのあるろむろむ氏は「温泉といっても小さいよ」と言ってましたが、大きな窓で明るくて気持ちよかったです。 お風呂上がりのほこほこ状態で再び宿に戻り、荷物を持ってバスの待合所に。 帰りは行きと少し違うルートだったようで、おぎのやドライブインの代わりに横川(釜飯買えば良かった〜)と三好で休憩が入ったようです。 妙高を出るときは結構天気が良かったのに、途中から雪が降り始めて自宅にたどり着く頃にはうっすらと積もり始めていて、なんだか妙な気分が味わえました。

 行く前は「靴とスキーは借りちゃえばいいや」と思ってましたが、いざ滑ってみるとレンタルの靴は足に合わなくて大変でした。 バックルが1コしかないタイプの靴で、太ってるくせに足首がわりと細いわたしの足では「ふくらはぎはきつきつなのに足首はぐらぐら」な状態になってしまって滑りにくいのなんの。 やはり自分に合った靴が(できればスキーも自分のものが)欲しいなぁ。 ついでに滑りももうちっとうまくなりたいなぁ。 などなど。 現実世界のわたしを知る人なら「何を今更」と突っ込みそうな感想を吐きつつ帰ってきたのでありました。 もっと早くそう感じられたら、今頃1級くらいはとれてたかもしれないのにねえ(一応バッジテスト2級なのですが、今2級受け直したらまず合格できないと思われます(^^;)。


2001/01/08 (Mon.) 七草粥食べそびれました。

 やや筋肉痛が残ってうめきつつ目をさましました。 年末年始の可燃ゴミをまとめて回収に出し、朝食にホットケーキでも……と思ったら買い置きの牛乳が消費期限をとうに越えていることに気づきました。 そういえば買ったのはクリスマス頃だったような(爆)  そうこうする内にお昼になってしまったので、手近なケンタッキーフライドチキンで手を打つことに。 ホットケーキはまた今度です。

 ブランチ後、R氏は友人が来てるというので実家へ行き、わたしはさすがに疲れが溜まっているのと洗濯物も溜まっていたので家に戻ってぼちぼち片づけものをしてました。 洗濯機を一回しする間、椅子に座って年賀状(まだやってる……)を書いたり、寒中見舞いの用意をしたり、日記を整理したりとちょこちょこデスクワークを片づけようとしていたら、座るたびに豆炭が膝によじ登ってきます。 実は彼ら(豆炭&練炭)は本格的にうちの猫として迎えられるべく、去勢手術&虫下し&健康診断のために明日入院させられる運命なのですが、そんなこととはつゆ知らず、ごろごろ言いながら丸くなってて可愛いです。 オス猫を去勢するよりメス猫を避妊させた方が野良猫増加対策としては正しい道ですが、このまま大きくなるとたぶんなわばり意識が出たときに「かけション」癖もついてしまうので、室内で飼うためにもやはり手術は必要でしょう。 ……にしても。 問題は豆炭練炭たちの母猫であるところの月の輪や、最近近所で見かける三毛猫です。 春にまた増えられたらいいかげん面倒見切れないから、冬の内にどうにかできないものかしらん……


2001/01/09 (Tue.) 仕事始めなのです。

 でもその前にひと騒動ふた騒動。

 まずは朝、R氏を送り出したあとに猫たちをどうにかしてキャリーケージに格納しなくてはなりませんでした。 ケージが1つしかなかったのでとりあえず練炭を閉じこめて、猫を獣医さんに連れて行ってくれる義母にひとつ借りて(持ってきてもらって)豆炭を入れようと思ったのですが。 マタタビで誘導して練炭をケージに入れることには成功し、ついでに豆炭を確保して抱き上げるのも成功したものの、義母がケージを持って現れるやいなや、入院歴があった豆炭は状況を察したらしくいきなり暴れ始めました。 手伝いに来てくれた義弟S氏と3人掛かりで豆炭をケージに押し込めた頃に、今度は(それまでマタタビに気を取られていた)練炭が己の置かれた状況と異様な雰囲気に気づいたらしく、ケージ内で猛烈に暴れ始めます。 放っとくとケガをしかねないのですぐ2人はケージを持って去ってゆきました。

 どうにか猫を送り出し、さて会社へ……の前に歯医者です。 そう、まだ治療は完了してないのです。 抜随したのでもう痛くはない(はず)ですが、イヤな予感がしていたら案の定「あ、隣の歯も虫歯になってる」とおもむろにがりがり削られて脂汗を流す羽目になりました。 型どり用のペーストが喉に流れ出して吐きそうになるし、ぐいぐい引っ張られた頬は痛むし、どうして虫歯なんてなるんでしょうね(;_;) 

 歯医者も済んで、午後からようやく出社したら仕事がありませんでした。 2、3の簡単な直しと今後の簡単なスケジュール(なんかまた偏った仕事の襲来時期になりそう……1ヶ月くらい穴が開いたあと3本いっぺんに出てくるようです(^^;)を確認した他には今日はこれといってすることがなかったので、年末年始の出来事やら今年の抱負の話やら、雑談で一日過ぎて行きました。 明日からは少し忙しくなるのかな。

今日買った 本:ライアル・ワトソン『匂いの記憶』、森博嗣『工学部・水柿助教授の日常』、『河合隼雄のカウンセリング講座』、『まんがくらぶ』、以上。


2001/01/10 (Wed.) 証人はいないか?

 ムーミンのマンガを読んだことはおありですか?

 高校時代、当時放映中だった『楽しいムーミン一家』の話を友人としていて、「そういえば昔、うちにムーミンのマンガがあったよ」と言ったら信用してもらえなかったのです。 その後ベネッセから3冊(4だっけ?)組みの大判サイズのものが発行されましたが、そこにはわたしが友人に話したエピソード(ムーミンが種を買って植えたらそれはニョロニョロの種で……という)は入っていませんでした。 そして去年、筑摩書房が「ムーミン・コミックス」と銘打ってシリーズ刊行を始めました(昨年末に2冊買ったの日記に書き忘れてたけど)。 今度はかなりの冊数出るようなので、これで自分の記憶が証明できるかな〜、と思っているのですが……「まぼろしのムーミンコミック」なんてなってて、過去に一部が日本で出てた記録が抹消されているような(ベネッセ版はうちにちゃんとあるぞ〜)。

 わたしの記憶の中の本は、たしか筑摩でもベネッセでもない会社の発行で、B5版ハードカバー(絵本のような感じ)、中味はヤンソン姉弟の絵でしたが表紙は旧作アニメの絵だったはずです。 今のところ「知ってる!」という人に逢ったことがない(まあ、会う人すべてに「ムーミンのマンガ知ってます?」なんて聞けないですし)のですが、脳内出版物だったんでしょうかねえ???

 最初はうっとおしいと思っていたのに、いざいなくなってみると妙に寂しいです。>猫  早く帰ってこないかな〜。 あ、その前に、この隙にチャイ(モルモット)の居場所の整備をして連れ帰らなくちゃ……

 展示室更新。 今回は次の画像がもう彩色開始してるので、月末までにもう一度更新する予定です(余寒見舞いではありません(笑))。 今度こそ、内容整理して昔の絵は隠したいと思ってます。

今日買った 本:ムーミン・コミックス3『ムーミン、海へいく』、同4『恋するムーミン』、『アミューズ』、以上。


2001/01/11 (Thu.) 納豆菌のチカラ。

 仕事が妙に暇〜

 昨日作ったチゲの残りに具を足して(白子とエビ団子)、納豆と味噌を加えて変わり寄せチゲ(?)にしてみました。 味見して「よし」と満足してたらR氏が帰宅して第一声、「うわ……なんかすごいにおい!」。 ずっと室内にいてにおいに慣れちゃってたわたしはわからなかったのですが、一度外に出て深呼吸して戻ってきたら確かに部屋中がにおってました。 味はいいんです。 味は。 どうして納豆入りの汁物ってこうにおいが強烈になっちゃうんだろう(^^;

 何か勘違いをしていて、ついさっきまで今日が10日だと思いこんでいました。 さらに勘違っていたことには、2001年1月10日が「20010101」になると思って、それを口にしそうになったというのは秘密です。 幸い口に出す前に「20010110」だと気づきました。 ちなみに今は10月2日が密かに待ち遠しいです(馬鹿)。


2001/01/12 (Fri.) D型装備のラキシス。

 夕食に鴨鍋でもしようと思って(最近家では鍋系ばっかり作ってる気がする)材料を用意してたのに、何故か恵比寿の一風堂でラーメン食べてました。 元はといえば下の妹が言い出したことなのですが、本人は「もう夕食食べちゃったから」とパスしてくれて、R氏と恵比寿で待ち合わせて2人で行きました。 赤丸と餃子。 うまうまでした。 鍋についてはどのみち肉を解凍し忘れてたから、また日を改めてやる予定です。

 この間、銀座でスーパールーズソックス(っていうんでしたっけ? 象の足みたいなやつです)にマイクロミニ丈のプリーツスカート姿の女子高生がわたしの一歩前を歩いていました。 2メートルほど後ろを歩きつつ、膝から太股の2/3くらい露出した足を眺めて「若いな〜」とか思っていたのですが。 エレベータで一緒になったら彼女が小さな声で「う〜、寒っ。さむ〜」としきりにつぶやいているのをみてついにやりとしてしまいました。 やっぱり寒いことは寒いんですね。 すごくほほえましかったけど、でもあんまり無理して腰冷やすと後々きついことになりはしまいかと気になることでありますよ(ばばくさい?)。

 R氏が人妻に手を出して大やけどしました(嘘)。 月の輪に玄関の中で餌を食べさせているうちに、ひょっとして今なら捕まえられるかも……と無謀な算用をしたらしく、いきなり抱き上げたら腕の中で反転され、左手を思いっきり噛まれたのです。 餌(缶とドライと水)はひっくり返って玄関に散乱するわ、R氏は手からぼたぼた赤黒い血(どうもそこそこ大きい静脈に傷がついたらしい)をたらしてうめいてるわ、月の輪は廊下でこちらをにらんでいるわでもう大変。 傷はすぐ洗って消毒しましたが、まず確実に腫れて熱が出るでしょう。 猫の習性は熟知してるはずなのに、迂闊なことです。

今日買った 本:森博嗣『今夜はパラシュート博物館へ』、三瓶恵子『ピッピの生みの親 アストリッド・リンドグレーン』、以上。


2001/01/13 (Sat.) これがホントのお年玉?(下品)。

 歯医者の最終治療日でした。 普通は神経を抜くほど大きな穴を開けたら、土台を作った上にさらにカバーをかぶせるらしいのですが、場所が場所(親不知)なのでもう土台だけで終了して、再発したらそのときに対処を考えましょうと言われました。 たぶんそのときにはあきらめて抜くことになるでしょう。 R氏は「そこまでしてとっておかなくても(いっそ抜いちゃえば)」と言ってますが、なんとなくここまできたら悪あがきしてみたくなってます。 どうせ磨けない歯だから、1年持てばいい方なんでしょうけれど(^^;  <顎の骨が細身なのと、頬が内側に太っているのと、親不知が全部どっかり生えているのとで、歯ブラシもフロスもうまく届かない部分があるのです

 豆炭&練炭が退院しました。 本当は義母が行ってくれる(病院のイヤな記憶と飼い主を結びつけて覚えないようにするため)と言ってたのですが、運悪くR氏の実家の車が工場送りになっていて代車もなかったので、実家の父に車を借りて(ついでに運転してもらって)引き取りに行きました。 家に戻ってケージを開けたら、すっ飛んで出てしばらくは憂さ晴らしのように暴れていましたが、間もなく落ち着いて居眠りしたりご飯食べたり、いつも通りになってきてます。 おかしいのが練炭で、ずっと閉じこめられてイヤな思い出の場所になっているかと思いきや、忘れてるんだかどうでもよくなったんだか、さっきまで入れられていたケージにまた潜り込んで寝たりしています(まあ入院前からお気に入りの場所だったのだけど……)。 豆炭は寝室に飛び込んで布団の上で寝ているようです。 お尻の毛が丸坊主だし、爪を切られているし、練炭に至っては歯の生え替わりで牙もない状態なので、しばらくは出たがっても閉じこめておく予定です。 本当は完全室内飼いにしたいのですが、現状ではそれはそれで精神的なストレスになりそうなので、たまには外に出すつもりです(「出す」というか、油断すると飛び出してしまう……)。

 夜はひもん家へ行きました。

今日買った 本:きくち正太『太夫』 (1)、小坂俊史『せんせいになれません』 (1)、以上。


2001/01/14 (Sun.) 一応のんびりはしてました。

 午前中はほぼ気絶。

 起きたら洗濯です。 ひたすら洗濯で午後は過ぎてゆきました。 たまには掃除もしないといけませんね(そういう問題……か)。 ベランダの戸を開けっ放しで洗濯できれば作業ははかどるのですが、そうすると猫がベランダに飛び出して勢い余って下に落ちそうで怖いので、「開けて蛇口ひねって閉じる → 開けて水止めて洗剤入れて一回しして閉じる → 開けて洗濯物放り込んで時間設定して閉じる → 開けて水抜きして閉じる → 開けて蛇口ひねって………以下略」という状態になってしまうのです。 二層式だということも一因ではありますが、それ自体はそんなに苦じゃないので、猫対策をどうにかしたいです。 R氏の実家に倣ってベランダをネットで囲ってみようかしらん?


2001/01/15 (Mon.) つるつる転倒にうってつけの朝。

 昨夜は雪が降るかもしれないとの予報でしたがどうやら晴れていたらしく、それもあってか今朝の東京はキンキンに冷え込んでいました。 午前7時過ぎで氷点下2.3度(だっけ?)、8時過ぎても-2.1度とか言われてたような。 実家に行ったら母がうっかりまいた水で庭の一角ががっちがちに凍りついて、ガチョウが滑って途方に暮れていました。 アヒルの飲み水に張った氷は分厚くてちょっとやそっとでは割れず、スコップで思いっきり叩き割ってどうにか取り除けたそうです。 霜柱も根性座った降り方で、わたしがこの体重(とにかく重い)で飛び跳ねてもびくともしませんでした。 いくら冬でもこんなに冷えるのは(最近では)珍しいんじゃないでしょうか。

 会社から帰ってきて、猫に餌を食べさせて、トイレの始末をして、自分もパンなど摘みつつ、さて英語に出かけよう……と、その前になんとなく寝室のベッドにぼふっと倒れ込んでみたのですが。 ホントに何の気もなく、ただやってみただけでしたが、その瞬間、鼻の片隅にとってもなじみ深くかつとってもイヤな香りがよぎったのでございます。 げげっと思いつつ、とにかくあたりを嗅ぎまくってにおいの元を辿ったらば…………わたしの掛け布団でありました。 してやられましたよ、ええ。 そりゃあもうみごとな猫ちっちでした(爆)

 そのまま出かけたら帰る頃にはさぞ香ばしい状態になってしまうでしょう。 放置するわけにいかないのでとにかくカバーは外して洗濯機に放り込み、本体は汚れた部分を縛り上げて洗面台に持っていって押し洗いしましたが、ここであわてて適当かつ乱暴にやったため、水が布団全体に回って床まで水浸しになりました。 さらにその布団を室内物干しの上で広げてタオルで水気をとろうとして、物干しにかかっていた洗濯物をすべてテーブルの上に積んだら雪崩を起こして落ちてくるわ、洗濯機の様子をみようとしたら豆炭がベランダに駆け出すわ、さんざんな状態でひいひい言ってるところにR氏が帰宅。 ふと時計を見れば3時間ある英語の授業に2時間遅刻していました。

 仕方ないので先生に電話して水曜に振り替えてもらって、気を取り直して片づけました。 猫に限らず動物を飼う以上こういったことが起きるのは当たり前ですから、それ自体は別にどうってこともない(わたしの布団にしてくれて良かったと思ってるし……アクリル綿で洗っても問題ないから。R氏の羽毛布団にされたらもっと大騒ぎ)のですが、タイミングが悪いことが多くて困ります。 まあ、それもまた、R氏が早めに帰ってきた日で良かったといえば良かったかな(^^; 

 今日はちと疲れました。

今日買った 本:きくち正太『きりきり亭のぶら雲先生』 (1)、同『太夫』 (2)、『Fanroad』、以上。



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