2004年05月

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2004/05/02 (Sun.) 

 やりかけの睡蓮の植え替え続行。

 途中でバケツが足りなくなって、結局レディを株分けするだけで終わってしまいました。 3つに分けるつもりだったのに勝手に4つに割れちゃうんだもの……土が足りなくなりそうなので蓮の残りの植えつけはまた次回に持ち越し。 やっぱり水タンクはやめにして、深鉢を玄関に回すべきかな。 それとも水タンクに睡蓮をまとめ植え(複数の睡蓮鉢を沈める)して、深鉢に残った蓮根を植えて実家に押しつけるか。

 いずれにせよ、睡蓮の植え替えはまだできるけど、余り蓮根の植え付けは今週中くらいには片づけないとならないので、ちゃっちゃと決定せねばなりません。


2004/05/06 (Tue.) 

今日の写真は諸事情でリンクだけ。
手足のない虫系がダメな人はみない方がいいかも……

 連休もとうに過ぎ、暦の上では夏に突入。 ベランダ週報の開始にはいいかげん遅すぎる時候ですが、うっかり雑草日記の方でベランダの話も進行させてしまっておりました。 当然ながら、蓮の植え替えは終わってます(実はまだちょっと残ってるんだけど)。 作業記録で参考にできそうな部分はいずれ整理してこっちに移すかもしれません。 ※気が付いた部分から移してます

 で、本日は熱帯睡蓮の古株の元気がなくなってきた&いいかげん泥がヘドロっぽくなっていたので、思い切って掘り上げて洗い出してみたのですが。

 ざっと洗った状態が■これなんですが……何だか変なモノがくっついてました。 拡大すると■こんな感じ。 ※繰り返しますが虫系苦手な方は要注意 わかりますでしょうか?  螺旋状に模様の入った、細長い袋みたいな物体が、まるで睡蓮の根っこの一部であるかのようにいくつもくっついていたんですが、これを引っ張ってみたらちぎれて、中からイトミミズのような線虫のようなうす赤い虫がうねうねと出てきたんですよう〜(;_;) <一応写真撮ってみたけれど、動揺のあまりぶれぶれです→■これ※ぶれてるけどあくまでも虫画像なので要注意

 最初、その数(片手に余る数の「変な袋」がぶら下がっていて、イトミミズ風の虫はそれ以上に絡みついていた)と視覚的なショックで気持ち悪くなって作業中断してたんですが、気を取り直して再開。 素手でいじる勇気がなくて、使い捨ての医療用ゴム手をはめて植え替えました。 最初は長円形っぽい形状に見えた根っこですが、黒くなった古皮のような部分を取り除いていくと、本体は雪だるまみたいに2段の団子状になっていました。 さらに小さな子株もくっついてたりして、案外元気だったのかもしれません。 雪だるまの下半分は恐らく去年の株だろう、ということで切り捨てて(細い茎だけでつながっていたのでうっかり折れてしまった)、残りは子株もくっつけたまま2Lのペットボトルを半分くらいに切った容器に植え直しました。

 それにしても驚いた……<虫

 ※その後、宮川花園のBBS管理人さまより、「螺旋状の根っこみたいな物体」はそのものズバリ、熱帯睡蓮の古根だと教えて頂きました。以下引用:


……前略……
正体を明かしますと最初の螺旋状の物は実はスイレンの古根です。
次の線虫のような物は写真からは分かりませんでしたが、古根は
アカムシなどの住処になってしまう事があるようです。熱帯種の
場合は温度次第ですので、早く植えても遅く植えてもほとんど
開花期は一緒ですので、充分に温度が上がってからの植え替えが
お勧めです。こうしますと古根も高水温ですっかり腐って、
簡単に球根だけを取り出す事が出来ます。
……後略……
:引用ここまで。 とのことです。 虫の巣じゃなくてよかった〜……と、一安心したものの、よく考えたら結局「巣」には違いないんですね(^^;  でもまあ、これで来期の植え替え時に必要以上にドキドキしなくても済みそうです。


2004/05/07 (Fri.) 

 週末は天気が悪くなりそうだし、気合いを入れて残っていた蓮根を植えてしまいました。

 まず荒木田土を40L、腐葉土を10Lくらい容器に入れて土をほぐしつつ混ぜ、様子をみながら赤玉小粒を14L、さらにもう14L入れて混ぜ合わせ。 20Lくらいを一端取り出して、容器に水を少し注いで土をこねます。 あまり丁寧にはこねず、適当なところで切り上げて元肥にする粒状の肥料を底の方にふた掴みくらい埋め込み、蓮根(あまりに細いのはさすがに処分することにして、しっかりしていたもの3本)を並べて位置決めして植え込み、浮き上がりそうな部分に取り分けておいた土を追加で乗せてしっかり押さえました。 あとは水をはっておしまい。

 結局10Lくらい土が残ったので使ったのは68Lくらい……約70Lって感じでしょうか。 200Lの容器で、5cmくらい水を張った状態で半分くらい埋まった状態になっています。 しばらくは浅めの水位で様子をみて、暑くなってきたらもう少し深水にする予定。 黒い容器なので水多めでも十分水温は上がると思われます。 ベランダの方はレンガをかませてあるけど、こちらは地べたに直置きなので、むしろ上がりすぎに注意しなくちゃならないかもしれません。

 頻繁にオーバーフローさせるのは難しそうだから、今年はメダカ(またはカダヤシ)とミナミヌマエビの投入を考えています。金魚は猫とカラスのおやつになって終わりそうだからやめておこう。


2004/05/10 (Mon.) 

雨。
ベランダ整備中

 雨のため作業予定は中止。 写真手前のこんもりした緑はラベンダー(ストエカス系の2種)とローズマリー(立性)の寄せ植え、右のまだ定植してない苗はツルコケモモ。

 今年のベランダの蓮は、こんな感じで植えています↓。

二重鉢
ベランダの蓮

 アパートの玄関先にも同じ黒い水タンクが置いてあり、そちらには直植えしてます。

スナックパイン
スナックパイン
ハカラメ5人集
ハカラメ

 スナックパインは前にR氏実家から頂いて食べたあと植えてみたもの。 うまく根付くかどうか……ハカラメはガラス教室でもらってきた枝から取り分けたもの。 左の3つは元気がいまいち(とくに左端)なので、最終的には右2つを残すかもしれません。

 現在ベランダには上記のほかに、写真はありませんがナスタチウムとゲッキツとペパーミントの苗とクサイチゴの苗、それからドクダミを植えたミニプランターなんかが転がっております。 ドクダミなんてわざわざベランダに持ち込む必要ないんですが(そこら中に生えてるし)、中庭開墾で大量に掘り起こされてたのでつい拾ってきてしまいました。


2004/05/12 (Wed.) 

 睡蓮の植え替えを一気に片づけました。
 今うちにある温帯種の睡蓮は、レディーケリ・フルゲンス、ピグマエア・ヘルボラ、ウィリアム・ファルコナーの3種なわけですが、今まで単独で睡蓮鉢に植えていたレディよりも実はウィルの方が大型だったということを知って容器の配分を変更。 レディとヘルボラをそれぞれ複数株まとめ植えしてトロ舟に沈め、今までレディが植わっていた鉢にウィルを植えて睡蓮鉢に沈めてみることにしました。

 作業はまず、先日とりあえず掘り出して適当に植えてしまったレディの植え直しから。 続いてヘルボラが2鉢あったのを引き抜いて根を洗い、株分け。 どこまで分けていいのかわからず、なんだか微塵のように小さな株まで分離してしまったのですが、中から5株選んでレディと同型のカゴに散らして植えました(レディは葉が大きいのでカゴ1つに2株、対角線上の両端に植えました)。 残った株は里子用……4鉢用意できたけど、うち2つは微塵苗なので育つかどうかわかりません。 最後のウィルは4つに分割できたので、1つをうち用に鉢に植え、残りは里子用に回しました。

レディーケリ&ヘルボラ
睡蓮1

 トロ舟に沈める鉢代わりに100円均一で売っている長方形のプラカゴを使う方法を思いついたので試しました。 本来ならば内側に和紙か麻か水苔あたりで目留め工作をすべきだと思うのですが、今回は手を抜いて直接土をぎゅぎゅっと詰め込み。 土の表面には小砂利を敷いてみたけれど、カゴの目から土が流出するだろうからあまり意味ないかも……

ウィリアム・ファルコナー
睡蓮2

 一番古株の睡蓮なのにまだ一度も花を見たことがありません。 今年こそ1つくらい咲いてくれると嬉しいのですが、こんな時期に植え替えてちゃきびしいかしらん?

里子用の睡蓮たち
睡蓮3

 いずれも水濁りまくりですが時間が経てば沈むでしょう。 余った株はうちでちゃんと鉢に植えてしまってから里子に出すつもりだった(受け取った人がそのまま水に沈めればいい状態で発送するつもりだった)けれど、直参でも郵送でも鉢ごと送るのはかなり大変そうなので考えを改めてポリポットに仮植えしてあります。

 手順の写真を撮るつもりでカメラを首にかけて作業に取りかかった(うっかり水没させないようにエプロンでカバー)のだけど、両手が泥まみれの状態ではカメラに触ることができず、予定は未定で終わりました。 毎年取りかかるまではあれこれ調べてシミュレーションするくせに、いざ作業に入ると結局適当に植えてしまうから、自分の記憶の補助のためにもなるべく写真は残しておきたいのですが。 あ、動画機能がそれなりにあるデジカメで記録して、あとで切り出せばいいのか……

ドクダミ
ドクダミ

 前回の週報で書いたプランター植えのドクダミはこんな感じ。

今日の蓮
蓮

 蓮は徐々に葉が増えてきました。


2004/05/14 (Fri.) 

そういやこれも「蓮」だ
ナスタチウム

 写真はナスタチウム(金蓮花)。 共同廊下に面した窓格子に飾るつもりで釣り鉢に仕立てたのですが、ほとんど一日中日陰の場所なので、気をつけていてもあっという間に徒長してひょろひょろになってしまい、あきらめてベランダの仲間入りをさせました。 徒長した部分を思いっきり切り戻したため一時期ハゲてましたが、ご覧の通りいい感じにこんもりと復活。 風通しよくするためにときどき花や葉をつまみ食いしてます。

元気そう
蓮2

 ベランダからはみ出て、アパートの庭の隅に置いてあるもうひとつの蓮用水タンク。 こちらは二重鉢にはせず、直接土を入れてあります。 様子見のため水位をかなり低めにしておいたけど、既に伸びていた葉が枯れる気配も無く、新しい芽も出てきたのでもうちょっと水を足そうかというところ。

 容器が黒いので水が多くても温度はしっかり上がるはずですが、むしろ真夏に煮えてしまわないかという心配が大きかったりします。 ベランダ同様下にレンガをかませておくべきだったかもしれない。 容器だけで10kg以上あるのに、さらに土70L強も入ってるこれを持ちあげて、レンガを配置して、戻して……なんて今さら自力じゃできませんけれど。


2004/05/21 (Fri.) 

うわあ!
蓮鉢大洪水

 台風2号の影響で2日ほど雨が降り続いたらベランダの蓮タンクに水が溢れんばかりに満ち満ちてしまって、ちょっぴりあせりました(何故か地面に直置きしてる方のタンクはそんなに水位上がってない)。 そもそもこんなに容積の大きいタンクをベランダに置くのが間違いだという話もありますが、本体の重量約10kg+200Lの容積分の重みを考えると、満水時の総重量は210kgを下らないということになるのです。 これ1つだけならまだしも、他にもスイレンのコンテナとかその他諸々があるわけで……

 さらに、写真を見ればわかると思いますが、画像右上−左下の方向に沿って中央部にある葉がズタズタになっています。 屋上のへりが十数センチ突出しているのに雨樋が無いため、そこからの雨垂れがベランダを直撃したのが原因。 数階分の高さを落下してくる水滴の破壊力は侮れません。

 タンク設置の時点ですでにこの問題には気づいていて、「市販のアンブレラホルダーを改造して使ってみる」「突っ張り式のオーニングを設置してみる」という2案が出ていたんですが、想像通りのアンブレラホルダーが見つからなくて、オーニングは高いし……と迷っていたら写真のようなひどいありさまになってしまったのでした。

 こんなことならさっさとハンズでオーニング買ってくればよかった(売ってるの知ってたのに)……今週末に買ってきて導入します。 決めました。

 そろそろボウフラだのミジンコだのが幅を利かせ始めているので、メダカを入手してみました。 20匹買って持ち帰ったら既に2匹☆になってしまってちょっと憂鬱な気分になりましたが、仕方ないのでその2匹は取り除いて残り&同じ店で購入したミナミヌマエビ10匹をそれぞれタンクから汲み出した水で水合わせ。 ベランダ&直置き両タンクにメダカを、スイレンのコンテナで藻が目立ち始めたところにエビを投入しました。

こっちまで!
ハカラメ致命傷

 蓮タンクの洪水に気を取られて気づかなかったんですが、あとで見たらハカラメの真ん中の鉢が雨垂れ直撃を受けていたらしく、もう土なんて跡形もないほど叩きつぶされておりました……やはり元気のよい2鉢だけを残すことになりそうです。


2004/05/28 (Fri.) 

今日の蓮
カスピカム

 雨垂れ被害のせいもあってか動きが鈍かった蓮も、ここへきてだいぶ元気が出てきました。 水位はもうちょっと浅く保つつもりだったのだけど、よく見たら根っこが早くも浮き上がってしまってたのでもうこのままでいくことに。

根浮き
カスピカム

 あと、浮き葉の縁の波打っていて水が溜まる部分が、焼けてしまったのか茶色く変色しています。 たぶん溜まった水がレンズになって、下の葉が焼けてしまったのでしょう。

葉焼け?
カスピカム

 メダカとエビのその後ですが、弱い個体が多かったのか最初の数日バタバタと★になってしまうものが続出したあと、生き残った数匹ずつは元気にやっているようです。 下のタンクのメダカが1匹になってしまって繁殖できないので、上に連れて来ちゃうか、それとも新たに強そうなのを追加導入するか、その辺は考え中。


新入り
サルビニア・ククラータ

 日記にも書いたサンショウモの仲間、サルビニア・ククラータです。 ちょっと前に、Eulen::さんのところでみて興味を覚え、調べてみたら密集形態に一目惚れ。 最初はベランダは蓮・睡蓮他で手一杯だし、人の日記の影響でいきなり同じものを育て始めるのもどうか……と思ったりしてたんですが、日に日に思いが募るばかりで、結局オークションで入手してしまいました。 同等以上に立派な株があと2つもあります。 耐寒性は弱いらしいので冬越しのことを考えないとなりませんが、まだ秋まで間があるのでゆっくり決める予定です。



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