ベランダの鉢に植えた花蓮(カスピクム種)の観察記録。
エアプランツを枯らす(水をやりすぎて&やらなすぎて
枯らしたことが両方ある)ような人間に、果たして無事
育てることができるのでしょうか……

2001年05月

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2001/05/01 (Tue.) 

雨が上がっていたので水のチェック。

蓮はややアルカリ寄りだったけど、許容範囲内だった。 だとすると葉が黒くなる原因はいったい……?

枯れてしまった部分は切り取って、しばらくこまめに様子をみることにする。


2001/05/05 (Sat.) 

黒ずみは今のところ広がる気配なし。 元気がない葉のひとつは、どうやら1枚目の立ち葉だったらしく、根本から花芽(こんどこそ)らしき芽が顔を見せ始めている。

水瓶に入れたアナカリスの葉に、いつの間にか川蜷のような(?)巻き貝がついている。 よく見たらバケツ(睡蓮)の方にもいた。 田土に卵が混ざっていたのかな?

 その後の観察で、このときの葉&芽はまだ全て浮き葉だったと判明しました。


2001/05/12 (Sat.) 

うちの黒猫たちを散歩に出したら、蓮の瓶をのぞき込んでいた。 さらに手(前足)を突っ込もうとしている。 メダカが気になっているらしい。

浮葉が妙に傷だらけだと思ってたけど、この子らのせいだったのか……


2001/05/13 (Sun.) 

睡蓮も蓮も、水中にもわもわっとした緑の藻のようなものがまつわりついている。 蓮は水中の茎にみつしりとりつかれているし、睡蓮の方はプラスチックの鉢やバケツの壁面から土留めのビニル袋にまでつかれている。 まるでそこから生えているみたい。

これは何でしょうね?


2001/05/20 (Sun.) 

はびこっている緑の藻はどうやらアオミドロの仲間らしい。

アオミドロの発生原因は「日照過多と栄養過多」が主な物らしく、対策としては「日照量を減らしたり水替えをする」とのこと。 日照量を減らすと蓮の生育にも影響が出そうなので、とりあえず水替えを試してみよう。

あと、藻を食べてくれるヤマトヌマエビを見かけたら買ってきて投入してみるつもり。


2001/05/22 (Tue.) 

ペットショップでヤマトヌマエビを売っていたので買ってきた。 投入前に、割り箸を使ってある程度藻を除去した。 水も半分くらい換えてある。

さて、うまくいくかな?


2001/05/28 (Mon.) 

ヤマトヌマエビ投入のその後。 効果あったようで、藻の繁殖はおさまった。

アナカリスの葉の上や蓮の葉の裏に、紡錘形の透明なゼリー状の物体(中に白いつぶつぶ)がついている。 何かの卵だと思うけど……明らかに数が増えている生き物といったらカワニナのような巻き貝かしらん。 増えすぎたばあい、何か問題があるのかな。 ちょっと調べてみなくては。

猫がメダカを狙って手を突っ込むのか、せっかくきれいに広がっている浮き葉に毎日傷が増えている。 あまり傷つくと生育に差し支えるのではないかと不安。


2001/05/30 (Wed.) 


久々に写真


こちらは睡蓮

ゼリー状の物体はやはり貝の卵だったらしい。 カワニナではなくてモノアライガイかサカマキガイのどちらか(あるいはそれに似た他の何か)と思われる。 分けてもらった田んぼの土に混ざって来たみたい。

藻が少なくなると蓮を食べるかもしれないし、繁殖力が強くて雑食性らしいので、あまり増えすぎると困ったことになりそうだ。 「ヌマエビとメダカが稚貝を食べて増殖が止まった」という話も聞いたけれど、対策を考えつ観察しておこう。


2001/05/31 (Thu.) 

てっきり猫だけが原因だと思っていた蓮の葉の傷が、サカマキガイにも原因があると判明した。

「にも」というか、貝の方が関与が大きいかもしれない。 葉の裏から食い荒らされて痛んだところへ猫が手を突っ込むので破れてボロボロになっていると思われる。 つまり猫が手を出さなくともいずれボロボロになるのは必須なわけで……とりあえず目につく成貝を別のバケツに移し、稚貝は割箸の先でプチプチつぶしてみた。

被害が続いたり駆除するのが面倒になるようなら、メダカとエビを避難させて薬品による駆除を試みようかと思う。 何かよい方法をご存じの方は是非ご一報をお願いいたします(突然敬語(^^;)



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