雑草日記


雑草のようにしぶとくはびこる種々雑多な雑想の日々。

2003年10月の日記(後半)


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2003/10/16 (Thu.)  

 BBSに活弁スタッフの方が山田広野監督全国ロードショーのお知らせを書いていってくださいました。 活弁ですから本人が全国を回る、文字通りのロードショーです。 皮切りが今月24日(金)の東京・九段会館なんですが……行けるといいな〜。 行けるかな〜。

 教室行こうと思ってたのに、仕事(会社じゃない方)の催促電話が。 「今日必要だって言われてたでしょう」と怒られても、そんな話聞いた覚えがありませぬよう。 実際に必要なのは土曜なので、てっきり金曜の朝までに用意しておけばいいのだ(そうすれば事前配布できるし)と思ってました。 確かにスケジュール的には今日出来上がってる方がよいのだけど、そもそも原稿揃ったの昨日の夜だし……むにゃむにゃ。

 留守電に気づいたのが夕方だったので、無視して教室寄って帰ってその後作業しても大差なかったんだけど、心情的にそういうわけにも行かず、教室は明日行けたら行くことにして真っ直ぐ帰宅しました。 鈴の出来具合を見るのはそれまでお預けです。 お猪口のガラス詰めを今日済ませれば明日焼いてもらえたかもしれない(その次だと日曜になる)けど、どちらにしても週末は行けそうにないから取り出せるのは来週だし、作業の進み具合にはあまり影響ないかな。 ああそういえば、教室展に何を出すか考えなくちゃ。


2003/10/17 (Fri.)  

 午前中、原稿のチェック&修正のあとR氏も巻き込んで配布物の印刷&紙折り&製本作業。 どうにか間に合ったかな。

 昨日の代わりに教室へ。 まずは鈴の取り出しを……と、焼き上がった型を覗いたら、なんだかおかしい。 型の上部にガラス詰め用のエントツ部分を継ぎ足してあるので、焼き上がったときにガラスの上面が凹むのは当然なんですが、その凹みのレベルが尋常ではない……っていうか、明らかにガラスが足りないように見えます。 ガラスを量り間違えたのか、それとも原型に大穴が開いていてそこに流れ込んでしまったのか……と、おろおろしつつとにかく鈴を取りだして、内部の石膏をかりかりと取り除きました。

 鈴本体の球体部にはギリギリでガラスが足りていた(でも、ちゃんと計ったわけではないけれどかなり薄そう)ので、突き破らないように慎重に作業して、2時間くらいでおおむね掘り出し完了。 一番気にしていた音は予想以上に高くてきれいな響きで、これなら「鈴」としての機能は十分だと思います。 中に入れたビー玉の表面が石膏と食い合ってスリガラス状になっていて、思っていたような鮮やかさは出なかったけど、透明のスキガラスの中に赤いビー玉が入ってころころ動く様子は幻想的で気に入りました。 もちろん磨けばつるつるになるけれど、鈴口の狭いスペースからビー玉を磨くのは難しいし、スリガラス状だからこそ微妙な響きが出ているのかもしれないし、このまま外側をもうちょっと磨いて(つるつるにはしない予定)仕上げるつもりです。

 多少のでこぼこはあれど、比較的原型通りのものが出てきたので、どうやらガラスの量り間違えが原因みたい……というか、掘ってる間に思い当たったのですが、鈴部分をワックス・持ち手を粘土で作っていたのに、ガラスの分量を算出するときに引っくるめて粘土用の割合で計算してしまったような……ワックスは粘土より軽いのです……そりゃ足りなくなるわ……(^^;
 不幸中の幸いというか、怪我の功名というか、ガラスが足りないといっても原型の側面にうっすら食いついて残っていた部分があるため、持ち手部分が中空の薄〜いガラスで形作られて、わざとやろうにも二度と再現できなそうな不思議な造形の鈴になりました。

 これでどうにか、教室展に「最近作ったもの」として胸張って出せる物ができたかな……残った時間でお猪口にもガラス詰めておいたので、来週掘ってみて出来が良ければそれも出そうっと。 あとは最初に作ったペーパーウェイト2種と、蓮のペンダントトップ数点を持って行こうかなと思ってます。

 定時ちょっと過ぎまでがんばって教室を出、ふとPHSを見たら夕方から仕事に出ているR氏の「猫の餌まだやってない」というメールが届いてました。 R氏の仕事が終わるのは11時近くで、教室の結構ご近所にいるはずなので、適当にカフェかなにかで時間つぶして合流しようと思っていたのですが、そんなメールを見てしまったら帰らぬわけにもいきません。 仕方ないなあ……と、駅に向かったら……どこかで踏切事故があったとかで、電車止まってました(爆)

 10分ほど構内で様子を見てみたけど、どうも動きそうにないので仕方なく徒歩で帰ることに(後で知りましたが、死亡事故で結局2時間半くらい止まってたようです)。 体調悪いのにそんな状態で、えらい目にあいましたよう。

 しかも帰宅してみたら猫たちはご飯もらってないとは思えない落ち着きっぷり。 不審に思ってR氏の帰宅を待って聞いたら、夕方のメールのあと一度帰宅する時間があったので餌やったとか言うし……だったら無理して徒歩帰宅しないで、暖かいところで時間つぶしてたのに……。


2003/10/18 (Sat.)  

 昨日の今日でよれよれのまま、実家の運動会のお手伝い(いやいちおうわたしも職員名簿に名前載ってるんだから、お手伝いじゃないと思うんだけどね)。

 プログラムの配布係件募集要項の販売員件麦茶サービス員件よろず案内係……みたいなことを1人でやるのはなかなか骨でした。 R氏に助けを求めようとしたらダウンしてて頼めなかったし。 寒いし。 応援に来たどこかのおばあさんが「寒くて仕方ないので毛布か何かお借りできないか」というので自分のショール貸しちゃったし(それはただの馬鹿)。

 お昼休みにいったん帰宅して布団に潜り込んで休憩し、雨の中また戻って閉会まで仕事をして、片づけも途中まで手伝って、もうそろそろいいかなと思ってこっそり抜け出して帰りました。 それからお昼を食べに行って、戻ってまた布団に潜り込んでダウン。 夕方R氏に叩き起こされて、入院中の甥のお見舞いに出かけました(自分の方が入院患者みたいな体調で……)。

 甥は入院前はいまいち語彙の少ない、会話の苦手な子どもだったのですが、入院以来「いかにお家に返してもらうか」に専心しているらしく、びっくりするほどいろんなパターンのお願いをするようになっています(笑)  例えば、以前ならば「帰る〜!」「ママ〜!」「やだ〜!」「わ〜〜!」くらいしかなかった泣き方パターンが、「いい子するからお家帰りたい〜!」「抱っこして〜!」「散歩行く〜!」「観覧車乗りたい〜!」「お外行きたい〜!」「ここから出して〜!」「これ(ベッドの転落防止柵)どかして〜!」などなど……単語ではなくてちゃんと文章になってます。

 容態は、まだ微熱が出ているし食欲もない(点滴してるせいもあるだろうけど)ものの他はおおむね元気だし、大丈夫そうで一安心でした。

 病院からR氏実家に直行して、夕食ごちそうになって帰ってきました。

 NHKのETVスペシャルで、昔の流行り歌を特集していて、『東京節』が取り上げられてるし案内役が小沢昭一氏だというのでいそいそと見ました。 『東京節』そのものはあまり思い出はない(当たり前か)んですが、このサビの部分の意味不明な単語列の部分が、小学生のころよく遊んだゴム段の遊び歌のルーツだと思われるので、前々から気になっていたのです。 まあ、その話(20数年前の小学生の遊び歌にもなっていたこと)には触れられることはありませんでしたが、面白い番組でした。


2003/10/19 (Sun.)  

 昨夜夜中に買い出しに出かけたりしたため、午前中はほとんど意識回復せずに倒れてました。

 午後もほとんど布団の中でぼ〜っとして過ぎました。 床に掃除機かけたのと、お風呂場の掃除してお風呂入れて暖まったくらいかな……天気が良かったのでまた某所に人形持っていって撮影して来たかったんですが(今稲のハザカケがしてあっていい感じなので)、その気力もありませなんだ(;_;)

 お昼に数日前からのんびり仕込みをしていたチキンスープを使って豆入りスープを作ってみたらものすごく美味しかったので、夕食も同じもの&油揚げと水菜のサラダ&パンにしてみました。 豆のスープというと眉をひそめるR氏にも案外好評で良かったことです。

 日に日に寒くなってきて、夜、布団の中に猫が潜り込むようになりました。 豆炭は夏も冬も関係なく潜ってくるけど、ピートや練炭がこっそり潜ってきたり、メルやチビノワが上に乗ってきたり……要するに全員でベッドに襲撃してくるようになるのも時間の問題のようです。 そろそろホットカーペット出した方がいいかも(電源はまだいれずに、ひとまずカーペットとして使うとか)。


2003/10/20 (Mon.) 秒読み開始だ〜。 

 甥のお見舞い。 点滴のチューブもとれて、明日退院できそうだとのこと。 でも本人はすぐにも帰りたいわけで、さらに間の悪いことに同室の患者さんが揃って今日退院してしまったのでなおさら、今日はいつになくずっと泣き通し。 あまりにずっと泣いているので、そのせいでまた熱が上がって退院が遅れたら元も子もないということで早めに病院を抜け出しました。

 スープの残りにカレーフレークを足してカレーに。 数日煮詰めたスープは濃厚うまうまで、2人して2杯ずつ食べてしまいました。 カレー魔人(3食カレーでもそんなに気にならない)のわたしはともかく、カレーを1杯まるまるお代わりするなんて滅多にないR氏もフルサイズお代わりしていたので、出来は上々だったようです。 さらに残った分はチャパティかパンと合わせて朝食またはおやつになる予定。

 会社から、明日中に終わらせなくてはいけない仕事があるので早めに来て、とのメールが……明日歯医者寄ってから行くつもりだったんだけど……朝早めに行って、途中で抜けて歯医者行ってまた戻るかな……。


2003/10/21 (Tue.)  

 午前中あれこれ片づけてたら歯医者いけませなんだ。

 仕事は珍しくイレギュラーな校正。 児童向けの読み物の原稿とデータが合ってるかどうかの読み合わせでした。 低年齢向けの読み物って分かち書き(主に文節ごとにスペースを入れておくこと……で合ってるかな? ひらがなばかりになってしまって読みづらいので、文節ごとに区切ってわかりやすくするのだと思います)されることが多いんですが、あまり細分化されすぎるとそれはそれで読みづらいし、まだ習ってない漢字だからと熟語の一部だけがかながきになってたりするとますます読みづらくて、結構大変でした。

 甥は無事退院しました。 入院中は味噌汁かけご飯をほんの数口、とかしか食べなかったのに、家に帰ったらすさまじい食欲を発揮して、お腹を壊しそうな勢いであれこれ食べているのだとか。 病院の食事もそんなに不味いわけではないと思うんですが、「おうちでごはん」というのが食い気に火をつけているようです。

 絵日記のリンクが間違っていて、メニューからは見えなくなっていたのを指摘してもらったので慌てて直しました。 ついでに(というかそろそろ何か書き込まないと消えてしまうので)絵日記代わりにSquallの写真を2枚貼ってあります。


2003/10/22 (Wed.)  

 寒くて寒くて風邪がぶり返しそうだと思ったら、明日は予想気温25度だとか。 それはそれで体調崩しそうな気がします……。

 数日前に実家からもらった美味しい豆腐が痛んでしまうと悲しいので、とにかく火を通そうと思って、手っ取り早く目についたものを放り込んでスープにしてみたらこれが存外美味でした。 この冬の手抜きメニューの定番になりそうです。
 ●大根:15cmくらいを1cm角くらいの賽の目に
 ●人参:1本を大根より小さめの賽の目に
 ●豆腐:1丁を大根より大きめの平べったい角切りに
 ●ソーセージ:一袋、1cm幅くらいの輪切りに
 ●出汁昆布:10cm四方くらいのを2、3枚(っていうか適当)
 鍋に出汁昆布を敷いて具を全部放り込み、水をひたひたに入れて火にかけ、ことこと煮ればできあがり。 塩気が足りなければお醤油をたらすとおいしいです。 うちではこの手のものは保温鍋を使って作るから、材料切って鍋に入れて沸騰したら外鍋に納めてフタして放置、で、できてしまうのでえらい楽ちんでした。 ソーセージじゃなくて鶏のぶつ切りとかでもいいかも。

 実家の仕事用の電話回線(とFAX回線)の使用料が引き落とされてなくて、今朝から回線が使えなくなってたらしいです。 欠席の連絡をしようとしたら「現在、この番号はお客様のご都合により……」という例のメッセージが流れたということで、伝言を頼まれた別の人が職員に教えてくれたそうです。 ただ、その報告が職員会の最後の最後に出てきたので、確かめて(ホントに止まってた……)すぐ支払いに行こうとして、すでに窓口営業時間を大幅に過ぎていて間に合いませんでした。 とりあえず総合案内の番号に電話をかけて、「明日必ず支払う」という条件で復活させてもらいましたが……よりによって今日は外部の人が結構集まるイベントの日だったという…… 電話がかからなかったせいでたどり着けなかったり印象悪くしたりされてたら厄介だなあ。

 ちなみに、未払いになってしまった原因は、ちょっと前に回線数を増やすために契約を替えたんですが、その際自動引き落とし設定が外れてしまっていたためでした。 もちろん払い込み用紙付きの請求書がちゃんと届いてたのですが、自宅用は自動引き落としになっていて、そちらは毎月明細だけが届いていたので、仕事用の方もてっきり明細だと思って「あとで見よう」と封も切らずにしまってあったんだそうです(^^;

 英語のあと、R氏実家に行って甥の退院祝いに行って夕食とケーキをごちそうになって帰ってきました。


2003/10/23 (Thu.)  

 教室〜

 先週突貫でガラスを詰めたお猪口は結構きれいな色()に焼けました。 「トマトのような色」のつもりですがさてどうでしょうか。 この角度だといまいちわかりにくいけれど、脚部の形がかわいいのです。 外側に2ヶ所、大きな気泡が入ってしまって穴があいているのが残念。 貫通するような穴ではなかったので実用には耐えられそうだけど……あと型の仕上げが粗かったため表面ガサガサしてます。 色の詰め方で気づいたことがあったし、教室展が終わったらもうちょっとていねいに作り直してみたいです。

 鈴の方はこんな感じ()。 問題の、中空になってしまった持ち手はこれ( )、鈴口から中を覗くとこんな風( )になってます。

 渋谷をうろうろして、マルナンで端切れをいくつか衝動買いしてしまったのですが、そのあと気が変わって別のことをしたくなりました……ボア買ってくればよかった……(謎)


2003/10/24 (Fri.)  

 今日も教室〜。

 教室展前最後の出席予定なので、出品するものを磨いたり決めたり。 結構迷ったんですが、「最初に作ったペーパーウェイト2つ」「睡蓮色の花弁型三脚器」「トマト色の花弁型ぐい呑み」「鈴1号」それから「蓮モチーフのペンダントトップ3つ」と、寄せ集めでごちゃごちゃ出すことにしました。 思いつきで作業してたので統一感に欠けること甚だしい(しかも出来のよいものほど人にあげてしまって手元になかったりするし)んですが、来年はもうちょっと統一感のあるものを作りためて出品できるといいなと思います。

 昨日の今日で今度はTOAへ行ってボアの端切れを購入。 何をしたかったのかというと、ミニスーパードルフィーのウィッグ自作です。 ショートのウィッグが欲しくて、最初は市販のものを買うつもりだったのですが、どうもミニには髪質が太すぎる気がしてもっと細いものがないかと思っていたのです。 そしたら最近ボア製のウィッグを見かけるようになって、そういえばミニよりさらに小さいユノアはボアがデフォルトだったなあ、ボアなら自作できるかも……と思って試したくなったのでした。

 キッチンペーパーをテープで留めながら巻きつけて切り開いて型紙にして早速試作。 「とりあえず試作だから」とかなり大ざっぱに作ったのですが、それなりに形になりました。 かぶせただけだとぼさぼさ暴発頭()ですが、軽く湿らせてなでつけると案外落ち着きます()。 ショートというよりセミロングくらいの長さ。 できあがり線を書かずに縫いしろを取って裁断してしまったので微妙に縫う位置を間違えたらしく、若干ブカブカです。 あと、近くで見ると結構ハゲ(ベースのネット地が透けて見える)も目立つかなあ。 写真うつりはいいみたいですが。

 しばらくこの「裁って縫っただけ」の状態で遊んだあと、目的のショートカットに近づけるべく、前髪になりそうな部分と襟足になりそうな部分を適当にカットしてみたのですが、はねまくってしまったので帽子を編んでかぶせました()。 ボアはまだまだ山ほど残ってるので、そのうち型紙修正しつつ再挑戦してみるつもりです。


2003/10/25 (Sat.) Happy Diwali 2003 

 二度寝してしまって午前中は夢の中でした。

 二度寝のときに見た夢は支離滅裂過ぎて覚えていない(というか言葉にできない)んですが、最初に見た夢はなんだかとても画期的なシステムのRPGのテストプレイをしている夢でした。 システム名や細かい設定まで出てきていたのですが、起きてみたら肝心な部分はほとんど忘れてしまってかなり残念。 カードを使うシステムで、カードはルールブックにデフォルトでついてくるものだけでも遊べるし、エクスパンションとしていろんなセットも売られる予定で、さらにユーザーが自作してもよい、というもの。 しかもGMがシナリオを用意してなくても話を進められるようになっていて、思い立ったその場でゲームができるというものだったんだけど……どんなシステムだったのか我ながら気になります。

 午後、R氏は仕事。 朝昼となんとなく食事をしそびれたまま夕方まで過ごしてしまい、猫たちに夕ご飯をあげて自分もいいかげんお腹減ったなあと思い始めた頃に、R氏から連絡が入りました。 夜は友人たちと新宿の居酒屋へ行く予定だけど、それまで少し間があるというので、渋谷で落ち合って夕食(といっても2人とも今日ほとんど初めて食べる食事(^^;)食べてお茶しました。 それからH氏&A氏と合流して、R氏とH氏は新宿へ、わたしとA氏は途中まで一緒に帰ってきました。

 プリンプリン物語を予約録画しているテープが終わったので、あたらしいものに替えるついでにラベルのついてないテープの中味を確認しようと思って入れて巻き戻しをかけたら……テープが噛まれたらしくえらいことに。 なんとか引っ張り出したものの、びよよ〜ん、と引き出されてしわが寄って、一部切れかけてしまっていました。 しかもよりによってそのテープ、どうやらプリンプリンのどの辺りだかが録画されてるみたいなのですよう(;_;)


2003/10/26 (Sun.) 特命リサーチのシガテラ毒の話、面白かった。 

 頂きものの大量のサツマイモを、昨夜急に思い立って蒸しました。 ふつう蒸すといったら「蒸気の上がった蒸し器で」となるのでしょうが、面倒くさがりなもので、家で一番大きなパスタ鍋に丼と落とし蓋をセットして水を張り、入るだけのイモ(たくさん入るように半分〜四つ切りくらいにして)を詰め込んで火にかけて放置。 強火では鍋の側面に接している部分が焦げるかもしれないと思って弱火にしておきました。

 20分くらい経って様子をみたら、底の方で沸騰している音はするのだけれど鍋が大きいせいかまだ手で触れるくらいの生ぬるさで、一瞬「これでちゃんと蒸せるのかな?」と不安になりました。 でもまあ最終的に火が通れば良いのだから……と、そのまま(お湯が足りなくならないかどうかだけは気をつけてましたが)弱火でのんびり蒸して、ガラス製の鍋蓋が踊り始めた頃合い(1時間は経ってたんじゃないかと思います)で一番上のイモに箸を刺してみて、通ったので火を止めてこれまたそのまま放置。 試しに1切れ味見したら上々の甘さでした。

 ……と、ここまでが昨夜(っていってもまあ最終的には徹夜してたんですけど……)のこと。

 朝、何気なく蓋を開けて覗いたら、ハチミツでも混ぜたのかってくらいの甘い香りがして、味見したら蒸しあがった直後よりさらに甘いのですよ。 冗談抜きで砂糖煮したのかと思うくらいの甘さ。 イモをもらってきたときには、「あまり美味しくないんだけど、たくさんあるから助けて〜」という話だったのに、いったい何故……???

 不思議に思っていたら、タイムリーなことに朝のTVで石焼きイモの甘みの秘密についてやっていて、それによればサツマイモのデンプンを麦芽糖に変える酵素が活発に働くのはセ氏70〜80度であり、その温度を長く保てばそれだけ甘みが増すとのこと。 ゆっくり熱が伝わり、ゆっくり冷めていく方法、要するに「水からゆでて、沸騰しそうになったら差し水」というのが一番甘みが増す調理法らしいです。 どうやら「水から蒸す」「弱火でじっくり」「大きな鍋でたくさんいっぺんに」というやり方が、手抜きをしたつもりで偶然条件に合っていたんですね。

 だとしたら、保温調理鍋を使ってみたらどうだろう?  と思って、昨夜鍋に入りきらず残っていたイモをシャトルシェフにかけてみました。 明朝どうなっているかお楽しみです。

 ところで昨夜、R氏は終電を逃した人たちとカラオケで夜を徹する、というので、さっさと寝てしまおうと思っていたのに、前からちょっとずついじっていた猫の写真ページと、ついでに同じ雛形で作っていた人形写真ページ&蓮の写真ページに手を入れ始めたら止まらなくなって、自分も徹夜してしまいました(爆)

 そんなわけで午前中はうたた寝したりTVを見たり洗濯したりで潰れ、午後眠いのを押さえて築地本願寺の「ナマステ・インディア」に出かけました。 マサラドーサとサモサとサモサとサモサとパコラと豆のドーナッツとジャガイモのフライと謎の甘味を食べ、チャイとマンゴジュースを飲み、野外ステージのダンスとカラパリヤット演武(と、あと謎の「カレミュー娘」も……)を見て帰宅。 カラリパヤット、ビデオカメラ持って行けば良かったと激しく残念でした。 せめて写真撮ろうと思ってもU10じゃあまり大きく写せないし。

 帰宅後お腹いっぱいだわ眠いわでいつの間にか意識を失っていたらしく、目が覚めたらR氏は居なくて窓の外は真っ暗。 曖昧な記憶を辿り、どうやらたむ氏&ガ氏辺りと落ち合って出かけたらしいと思い出し、猫のご飯を頼まれていたことも思い出しました。

 日付は明日になってしまいましたが今日ということにして一気に更新。 猫写真(蓮以外のその他の動植物も含む)と人形写真は展示室の「絵以外の何か」に収まっています。 過去に日記などで公開したことのある写真がメインですが、こっそり新しいモノも混ぜ込んであったりします。 とりあえず端から並べたけれどそのうちもうちょっと取捨選択して整理するかも。 同時進行でディワーリのイラストを描いてたのだけど結局間に合わず……時期はずれで恥ずかしいけれど、まあディワーリだと思わなければいいのさと自分に言い聞かせて近日中(月が太らないうちに済ませたいなあ(^^;<ディワーリはカールティッカ月の新月の日に行われる祭りなので)に仕上げて公開する予定です。


2003/10/27 (Mon.)  

 つい二度寝してしまってやろうと思ってた洗濯があまりできませんでした。 猫に釣られたのもありますが、なんだか妙に眠いのです。

 茹でイモはそれなりに甘いもののなんだか水っぽくて薄味でした。 蒸した方が甘み(というか味?)が濃くて美味しい気がします。 ゆっくり冷ませば甘くなるらしいとはいえ、モノには限度があるし、手間いらずで甘く食べるには蒸した方が楽なのかも。

 今日の写真:ハヤトウリ


2003/10/28 (Tue.)  

 茹でイモの皮をむいてつぶしながら火にかけて少し水分を飛ばし、小麦粉を牛乳で練った生地でくるんで揚げてサモサもどきを作ってみました。 イモに味をつけ忘れて薄味あっさりになってしまったけど、チリソースとマヨネーズをちょっぴりつけると甘みが増して感じられて案外美味しい。 ご飯代わりに頂きました。 次に作ることがあったら中味に甘みをつけるか、皮に塩を混ぜてみようかな〜

 歯医者。 先週まで治療していた歯の前後も実は虫歯になっていて、とくに奥(親不知)の方は治療中上手く磨けなかったせいか歯茎が炎症気味でした。 奥は今治療すると痛むだろうからまずは歯磨きで歯茎をしめてから、ということで、先に手前側の虫歯の治療。 麻酔が痛い……(;_;)  まあおかげで治療の痛みはほとんどなかったのだけど。 今通ってる歯医者さんは、治療中は顔にタオルをかけてくれるので、(何をされているのか見えないという恐怖はあるけれど)麻酔の針を直視してしまう恐怖は味わわずに済んでますが、やっぱり痛いものは痛いのでした。

 今日の分の治療終了後、衛生士さんが「違和感はありませんか?」と聞いてくれたんだけど……麻酔効いてるから違和感だらけです(^^;

 取り込んだラフをざざっと彩色中。 思うように塗れなくて気が遠くなっております。

◆絵日記:めもめも◆

ダニヤチャツネの材料。
コリアンダー
生姜
グリーンチリ
レモンジュース

あとニンニクも入ってたような気がするけどどうかな……
ナマステインディアで食べて美味しかったので、多分こんなモノが入ってるんだろうなという素材をメモしときます。
今度試してみよう。

……あ、ラクガキと文面にあまり脈絡ないです。
レシピのメモだったので料理の絵を描いたという……サモサの生地を作っているところかもしれないけど、だったら民族衣装を着せた方が良かったような(^^;


コリアンダー(葉)
ヨーグルト

ニンニク
砕いたピーナッツ
で、ヨーグルトソースを作ってみたらこれも美味しかった。



2003/10/29 (Wed.)  

 どうにもこうにも眠くていけません。 英語が辛かった……

 実家の方のプロバイダの支払期限が今日なのですが、昨日確認したら誰も支払ってないらしいので、お金をもぎ取って隣駅まで支払いに行きました。 ついでに中国茶屋さんで工芸茶を2つと紅花と雪茶入りの金柑茶とジンジャーティを1つずつ(1回分ずつのばら売りをしているのです)買って、母に頼まれたケーキ屋にも寄ってから戻りました。

 夕食はR氏実家でパラサイト〜

 画面が寂しいのでオブジェを追加描き込み。 人物が目立たなくなってしまったような……


2003/10/30 (Thu.)  

 月の使者が来てしまってよれよれ。

 夕食はasa氏&琴音氏と4人でデニーズ。 描きかけ絵コンテと大まかなネームを見せてもらって意見を聞かれたのだけど、どうにも不調でいまいちきちんと説明できず。 あとで「絵コンテは実際の見開きに合わせて描いた方がいい」と伝え忘れたことを思い出しました。 メールしなくちゃ〜

 できあがりサイズで描いてたつもりが、はたと気づいたら画面からはみ出す大きさだったことに気づく。 トリミングして縮小。 線がボケボケになった……


2003/10/31 (Fri.)  

 ああああもう10月が終わってしまう……

 週末R氏の友人が各所から東京に集まってくるので、自宅を片づけてお茶くらいできるようにしようと思っていたのですが。 体調不良にぶつかってくれたおかげでタダでさえ億劫がりなのに輪をかけて何もしたくなくなっていて全然片づきませなんだ(爆)

 夕食に新しく頂いた米を炊いたのですが、どうも今まで食べてたものより水加減多めにしないといけなかったらしく、やたら固いご飯(でも芯はないので一応食べられる)になってしまいました。 難しいなあ。

 日付が変わってしまってからようやっとディワーリのイラスト完成。 ハロウィンに間に合うといいなと思って黒&オレンジの色使いにしたのに結局間に合いませんでした。 がっくり。

 明日は朝実家の手伝いして、そのあと教室へ行って、さらに気力があればボークス行ってゴムとスタンドを入手できるといいなあと思っていたりします。 どこまで実行できるかな?



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