※回路図は近日中に掲載予定
(出典:黒田徹「超高性能MC専用ステレオ・プリアンプの製作」ラジオ技術1984.1、ラジオ技術社)
エミッタフォロア+ソースフォロアのバッファアンプで、100%帰還がかかっているオペアンプのバッファアンプの電源を駆動するという構成です。この回路の特徴は、
ということだそうです(まだ十分には理解できていないのですが・・・)。記事中のグラフを見ても、驚異的に低い歪み率になっています。
部品は現在でも入手可能です。
※これまた回路図は近日中に掲載予定
(出典:黒田徹「基礎トランジスタアンプ設計法」、ラジオ技術社)
こちらは一般的な差動二段型で、初段はカスコードブートストラップ、二段目はカレントミラー負荷となっています。オリジナルは±25Vで動作させていますが、±15Vで動作させることはできないものかと思い、設計者の黒田氏に問い合わせたところ、
1.初段の2SC1775Aのベースと正電源の間に入っている220kΩを150kΩに変更
2.二段目の2SA1145と2SC2705の間に入っている10kΩを6.8kΩに変更
すれば、±15Vでも動作するとの回答をいただきました。
なお、イコライザアンプの後ろに50kΩのボリュームが入りますが、その場合出力とGNDの間に入っている47kΩは不要だとのことです。
他、初段の2SK240は製造中止のためワンチップデュアルFETの2SK389を使いました。
基板パターンは自力で起こしました。なにしろ初めての経験なのでえらい苦労したし、こんな感じでいいのかどうか自信もないですが、とりあえずは動作しているようです。
※またまた回路図は近日中に掲載予定
(出典:黒田徹「超高性能MC専用ステレオ・プリアンプの製作」ラジオ技術1984.1、ラジオ技術社)
三端子レギュレータによる電源です。
トランスはタンゴHA-102ですが、タンゴが廃業してしまったので入手不能です(私は幸運にもヤフオクで入手できました。なんと500円!)。おそらく探せば代替品はあると思います。
(なお、回路図の転載については、黒田氏の了承をいただいています)