CQB射撃大会


先日、「トイガン文化を守る会」主催の第1回CQB射撃大会が開催された。

今回の会場は「守る会」事務局内に急ごしらえしたもので、会員のみのパイロットケースとして実施された。

 

レギュレーション等はガスブローバックのノーマル・ハンドガン、アイアンサイトのみ、0・25BB弾、スタンディング射撃である。一応、CQBなので「ターゲット」は【人質に銃を突きつけた犯人】を使用した。競技者はこのマトにむかって立てつづけに5発撃ち込む(おお、CQBっぽいぞ!)。

ヘッドショットが5点なので、全弾命中すれば満点の25点。ヘッドショット以外は各4点、3点となる。KP(キルポイント)、BP(ボーナスポイント)に命中すればボーナスポイントで10点がつく。5発全弾KP、BPに撃ち込めば満点を超える50点になる。ただし、人質を誤射するとマイナス10点となるから、けっこうむずかしい。


    「人質をとった犯人」のマト。黒い部分がKP10点


本日のCQBトライアルに参加したのは、くろがねゆう、なかどくにひこ、ボスゲリラ、森永みぐ、中嶋代表の5人。優勝候補の一人、ケン野沢は直前になって急用ができて無念の不参加。

 

1番手は森永みぐ。大量のマガジンをもちこんで気合い十分(5発しか撃たないけど)。使用した銃はWAのMEUピストル。クールに構えて、連射。あっという間に5発撃ち込んだ。全弾ヘッドショット! しかも、そのうち2発はKPに命中。合計35点。満点をさらに10点加算。さすが「守る会」のララ・クラフト! 全員、脱帽。


        甘く見ないで。日ごろの練習がちがうのよ。

2番手はボスゲリラ。サバイバルゲームでは無敵(?)だが、CQB射撃の実力はどうか? 使用した銃は東京マルイのグロック17。正面に構えて、立てつづけに5発。BB弾はヘッドショットの中心にマークされたKPに吸い込まれるように命中していく。結果、45点という驚きの高得点! ゲリラリラ軍団はお笑いチームではなかった。総帥ボスゲリラの面目躍如である。


     驚異の高得点。ケン野沢との対決が楽しみ?

森永みぐ、ボスゲリラのあまりの好成績に残りの3人は戦意喪失となった。それでも、くろがねゆうは合計30点をたたきだし、ガンファイターの意地を見せた。が、なかどくにひこ、中嶋代表の二人は完全に消化試合の様相。それぞれ人質を誤射してしまいマイナス10点がついて、沈没した。


 「敗因は睡眠不足です」なかど談話 「敗因は目のかすみ」中嶋談話

 

ともあれ、仲間同士でこうした手軽な射撃会をおこなうのは実に楽しいものである。今回は実力どおり(?)の結果となった。それぞれさらに研磨を積んで、次回のリベンジor返り討ちの射撃大会で再び腕を競いたいと思う。 

元のページにもどる