ベランダの鉢に植えた花蓮(カスピクム種)の観察記録。 エアプランツを枯らす(水をやりすぎて&やらなすぎて 枯らしたことが両方ある)ような人間に、果たして無事 育てることができるのでしょうか…… |
とうに新年明けてしまって早くも3月中旬。 ソメイヨシノのつぼみがふくらみ始めました。 去年は結局1輪も花を咲かせられなかった(スイレンに至ってはホテイアオイらしき雑草に乗っ取られて消えてしまった……)から、今年こそは! ……とはいえ、どうしたらうまくいくのかは定かではなく、暗中模索の2002年週報始動となりそうです。 |
ベランダを掃除。 蓮の鉢(鉢というか壷というか)は、あまりに重くてひっくり返して取り出すのは怖いので、あとで手で掘り出してみることにする。 そして結局今日は手つかずのまま明日に持ち越し。 てっきりもう枯れたものと思ってあきらめていた(でも一応水は張ってあった)スイレンだけど、念のためにそのままポイと捨てないで土をほぐしてみた……
なんと、かろうじて生き延びていたらしい。 もう別の苗を頼んでしまったのだけど、これはこれで植え替えて育てよう。 がんばれウィル〜 <品種名 Nymphaea William Falconer だから |
ソメイヨシノが盛りを過ぎ、花より葉っぱの方が目立つようになってようやっと蓮の植え替えに取りかかれた。 ざっとみて用意した土が足りなくなりそうだったので、近所の園芸品店で追加購入する。 20L入りの大袋しか扱ってない店だということを忘れて徒歩&手ぶらで行ってしまったのは大失敗だった。 台車か、カートか、せめて自転車で行けばよかった。 まず始めに、いつのまにやら容器一杯に繁っていたアナカリスを引っこ抜いてバケツに移し、余計な水を汲み出し、手でゆっくり泥を掘り返して蓮根を探索。 写真を撮り忘れてしまったけれど、なかなか立派な蓮根ができていた。 種蓮根になるであろう先端(?)から3節くらいを切り取り、新しい容器に植え替え。 残った細い蓮根はとりあえず水に漬けてあるけれど、他に植えられる容器もなし、廃棄するしかないかな……ダメ元で大きめのバケツに植えてみようか? |
植え替えから早くも3週間経つ。 蓮は、元々頭を出しかけていた小さな浮き葉の他は、じわじわ伸び始めた芽が1つ2つ程度だけど、新しく送ってもらった睡蓮A(レディーケリ・フルゲンス)は順調に葉を増やしている。 敗者復活戦の様相を呈している睡蓮B(雑草にいじめられつつ生き延びていたウィリアム・ファルコナーと実家の池から発掘された品種不明の黄睡蓮)は、ウィルの方がやや元気。黄睡蓮はもともと葉がほとんどなく、針先くらいの小さな葉芽がひょろりひょろりと出ている感じ(写真には上手く写せなかった)。 あと、まだ捨ててなかった水漬けの「残り蓮根」が異様に元気なんだけど……古い猫トイレ(消毒後、土練り容器として再利用している)の中で葉っぱをぴょこぴょこ出していて、捨てるのは忍びない気がしている。 このまま土をかぶせて追肥やったら多少は育つかな? |
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