【パブリックコメントの集計結果と警察庁の見解が発表されました】
@警察庁に寄せられたパブリックコメント総数は55件です。
A主な意見は35℃の検査温度と8ミリBB弾の問題に集中したようです。
B警察庁の回答の概要は以下のとおりです。
●検査温度に関して
当該エアソフトガンの最大パワーを測定する必要があるから、検査温度が35℃でも問題なし。
(ただし、後述の内閣府令の一部変更もご覧ください)
●8ミリBB弾について
内閣府令の基準は「人を傷害しえる威力かどうか」で設定されているから、6ミリBB弾と8ミリ
BB弾の計算式に差異は設けない。
つまり、内閣府令の基準にしたがった場合、従来の運動エネルギー値では6ミリBB弾と8ミリ
BB弾で大きな格差が生じますが、それでよいということです。
6ミリBB→0・3×0・3×3.14×3.5=0.989J
8ミリBB→0・387×0・387×3.14×3.5=1.646J
ただし、現状の8ミリエアソフトガンが規制後もそのまま使用できるかは微妙です。
なぜなら、警察庁の説明では「少許の加工で容易に6ミリ弾を発射できる構造の場合は、その
製品は6ミリの製品と判断し、0.989Jを適用する」となっているからです(月刊GUN9月号)。
【内閣府令の一部が変更されました】
@検査温度を室内温度と明記しました。
Aエアソフトガンの製品や状態によっては35℃以下で最大パワーがでることがあるので、検査温度
を20℃から35℃までに拡大しました。どれかの温度で規制値を超えれば準空気銃となります。
※詳細は警察庁のホームページをご覧ください。
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