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「爪紅」

爪紅(つまべに)

ホウセンカの異名。
葉や花をすりつぶしてミョウバンを少し混ぜ、爪に載せてラップでくるんで一晩放置するとくすんだ朱色のような渋い赤色に染まります(指先も一緒に染まるけど新陳代謝で消えるので、最終的には爪の色だけ残る)。
誰に聞いたのか忘れてしまいましたが、子どもの頃から夏になるとやる遊びです。

ネパールではミョウバンの代わりに「ターメリックと塩と油ちょっぴり」を混ぜて使います。 試してみたら濃いめに色が出る気がしました。 ホウセンカによる爪染めはアジア各地にあるらしく、他にも「重曹」「ホオズキやカタバミの葉」などを混ぜたりもするようです。

本来は魔よけ・厄よけの意味が強く、また韓国では「染めた爪の色が消える前に初雪が降れば、願い事が叶う」という言い伝えもあるそうです。

ケント紙にHi-Tec-Cでペン入れ
彩色は固形顔彩
取り込み後PhotoshopとPaintShopProで調整

完成日:2004/08/10




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