古代蓮の里

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2004年7月4日、埼玉県行田市の「古代蓮の里」に行ってきました。
古代蓮の里




 思いつきで「古代蓮の里へ行ってみたい」とR氏に提案したらあっさりOKが出たので、気の変わらないうちにと支度して7時前に家を出ました。 蓮田のSAで朝ご飯を食べて8時半過ぎには「古代蓮の里」に到着。 ふだんは駐車無料ですが、蓮の咲く時期(6月15日〜8月15日)には有料だそうで1回500円かかります。

水生植物の池(ほとんど行田蓮に占拠されてる)

 まずは蓮池で行田蓮を堪能。 辺り一面、蓮独特のやや薬っぽいすーっとする香りが満ちています。 池の中に板橋が渡してあるので、U10でも十分撮れるくらい間近(っていうか手で触れます)に一杯咲いてて極楽です。 R氏が小耳に挟んできた情報では、ボランティアの人が「通路にはみ出てるのは摘んでもいい」と言ってたとか。 花を摘むのはさすがにどうかと思います(確かに通路にはみ出て咲いてるのは刈り取られる運命なんでしょうけれど)が、落下してる花びらを記念に持ち帰るくらいはいいかもな〜と思ってしまうくらい大量の花が溢れていました。

上から嘉祥蓮、王子蓮、一天四海、明光蓮、黄花蓮

 正面入り口にある蓮園の方ではいろんな品種の蓮が育てられていました。

 いっぺん実物を見てみたかった一天四海が咲いててちょっと幸せ(いや、もうここにたどり着くまでの蓮三昧でものすごく幸せになっていたんですが)。 一方でアメリカ黄蓮や千弁蓮は葉っぱがちらほらと出ている程度だったのが少し残念でした。 とくに千弁蓮は先日近江妙蓮の本を読んだばかりで興味津々だったので見たかったなあ。 あ、アメリカ黄蓮ではないみたいですが、黄花蓮が池の方で咲いてました。

 蓮園では「わ〜い」とばかりに端から写真を撮り進んでいったんですが、ちゃんと看板とセットで撮り始めなかったため、どの写真がどの品種だかわからなくなってしまったものが多いです。 品種の多さを甘く見てました……撮影順を覚えておけばいいや〜、と、気楽に始めたら途中でもうわけがわからなくなって……間違ってもアレなので、自信の無い写真は単に「蓮」として保存しておこうと思います。 次回はちゃんと看板ごと記録したいものです。 ちなみに右の写真は上から「嘉祥蓮(カショウレン)」「王子蓮(オウジバス)」「一天四海(イッテンシカイ)」「明光蓮(メイコウレン)」です。

 カスピカムもありました。 うちのよりはるかにいい環境で育ってるからか、花も葉もかなり大きいです。 うちのも相当大きいと感じてましたが、やはり鉢植えでは限度があるみたいです。 もっとも蓮園では日本最小のはずの漢蓮でさえそこそこの大きさに咲いてましたけど……広々した環境を与えられると、碗蓮でもそれなりに大きくなるもんなのでしょうね。

 写真撮りまくってうろうろして(その間R氏は木陰で待機)、それから売店へ。 蓮の実甘納豆を地元産の3種と、煎餅2種、蓮の実餅、どら焼きなどを買いました。 R氏は行田市名物「ゼリーフライ」を発見して嬉しそうでした。 グッズは期待したような実用度のものはなくて残念。 郵便局が写真付き切手を出してましたが、千葉の大賀蓮みたいにふるさと切手で行田蓮も出したらいいのにな〜

 売店の後は古代蓮会館へ。 入館料400円を払って、休憩コーナでゼリーフライを食べつつひと休みしてから展示を見て、展望台も登りました。 展望台なんて登っても……と思ってたけどなかなか面白かったです。 さっき見てきた蓮池の様子が上から見下ろせたし。 すぐ脇を通る用水路が見沼代用水だったということは帰宅後知りましたが(^^;

北駐車場から入ったので古代蓮会館まで遠かったのですが、行きも帰りも蓮池を渡ることができてかえって良かったような気もします。 帰りも蓮池を通ったら、行きより人が増えてきてかなり混み合って、落ち着いて写真を撮ったりはできない感じになってました(通行の邪魔になっちゃうし)。 でも時間的にもう蓮もつぼみ始めていたし、早い時間に行って正解でした。 実はもっと早いほうがいいのかと思ってたけど、案外長い間咲いてるし、3日目の花はもうほとんどつぼまないので、8〜9時に現地につくくらいの時間で十分堪能できるようです。 18日には古代蓮祭りがあるらしいけれど、今度は電車で行ってみようかと思っています(R氏をまた巻き込むのは気の毒だし、かといって一人で運転して行ける自信もないので(^^;)。

※結局行きませんでした〜



蓮写真いろいろ
行田蓮

行田蓮

行田蓮

行田蓮

行田蓮:葉に落ちる花弁

行田蓮:葉に埋もれる

蓮園:品種メモし忘れた花

蓮園:品種ド忘れした花たち



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