<その4:ゲームミートを食べよう!>


1999年7月にヨハネスブルグのカーニバルと言うレストランへゲームミートを食べに行ってきました。
この場合のゲームとは遊戯、遊びと言ったゲームではなく獲物と言う意味ですから、何が食べられるのかは行ってみてからのお楽しみと言う事になります。
(どんな物が食べられるのかゲーム感覚で楽しめるというからゲームミートという噂も・・)
さて、この店ではどんな物が、どんな風に、どんな感じで食べられるのかご紹介します。

まず、カーニバルというレストランの場所ですが、ヨハネスブルグ近郊のサントン地区から車で約30分行った、周りには何もないような場所にあります。

車を駐車場にとめレストランへ入ります。ちなみに看板にもあるように、横にホテルもあります。
宿泊客の食事は毎食ゲームミート。と言うわけでは無いと思いますが・・・(未確認)

レストランの中へはいると大きな竈が目に入ります。ここでは肉の塊が串に刺されて焼かれています。
色々な種類の肉を焼いているせいか、独特の臭いがします。

本日のメニューが入り口にど〜んと。そして横には動物のスケッチ画と名前、その動物がどのあたりに生息しているかが分かる地図が置いてあります。
メニューに聞いたことがない動物の名前を見つけた場合に分かるようになっているのですが、場合によっては知らない方がよかったと言う事もあるようで・・(こんな動物なのぉ〜とショックを受ける。人もいるらしい。)

メニューの中から本日のゲームミートの部分を撮影してみました。
左側は鶏肉だの、牛肉だの、豚だの、羊だのと一般的な肉が書かれています。
右側は上から順に、鹿肉のソーセージ、ダチョウ、クディュー(KUDU)、クロテン(SABLE)、ワニ、薫製肉(GAMMON)と書かれています。
残念ながらその日はキリンやシマウマはありませんでした。

さてテーブルに案内されると・・・
イスはシマウマの柄になっています。

始めにスープがサーブされ、その後このような物が運ばれてきます。
上段はたれ、下段は野菜となっています。

さて、いよいよメインコースの始まり。
ここでは串に刺された肉をそのまま持ってきて欲しい量だけ取って分けてくれます。ちなみに上の画像はワニが運ばれてきたときの様子、下段の画像はダチョウの肉が運ばれてきたときの様子です。

テーブルの上にはこのように旗が置いてあります。
この旗を倒さない限り肉は延々と運ばれてきます。
やはり豚、牛肉はおいしいなぁ〜と言うのが正直な感想です。
特にこの手のレストランは始めてくる人、特にゲームミートを初めて食べる人にはとても刺激的で印象に残る場所になりますが、だからと言って何度も来たくなる場所では無いと思います。
それでも日本では普段食べられない肉が食べられるのですから、ヨハネスブルグに来たときには一度は行ってみる価値はあります。

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