1996年4月23日からインドネシアのジャカルタへ行って来ました。
気温は約30度以上、雨期も後半で毎晩スコールのような雨が降りました。
この国では,雨が降り出すと傘を持っていない人たちに傘を貸す少年が突然現れます。

<子供だって稼いでいるのだ!>

以前、泊まっていたホテルの通りを挟んだ反対側にあるショッピングセンターへ買い 物に行きホテルへ戻ろうとした時,外は突然のスコール。道を渡ればホテルに戻れ るのですがあまりに強い雨のため全身ズブヌレになることは間違いない状態でした。
このまま雨が止むまで待とうかな?と思っていたところ、突然数人の少年達が自分に 向かって傘を差し出しこれを使ってくれ!と。
そうです。この少年達は傘を貸してお小遣いを稼いでいる少年達だったのです。
その中から一人の少年の傘を借り外へ、傘を貸した少年は雨の中をズブヌレになりな がら自分の後をついてきました。少年は濡れる事はいっこうに関係ないと行った様子 で、服もT−シャツに短パン、サンダル履きですから濡れても問題ないと行ったところ でしょうか。
スコールが止み日が照れればすぐに乾くと行った感じを持っているようです。
と言うことで無事にホテルのロビーに到着、チップとして1000ルピー(約50円)を渡 してあげました。少年はニコリとして受け取り、すぐに次のお客を目指して戻って いきました。
このように、この国では小さい子を含めみんな活きること、お金を稼ぐことにはどん 欲な感じを受けます。
たとえばゴルフ場では,ロストボールを拾いに行く少年を多く見かけることが出来ま す。
多くのゴルファーがミスをしそうな林の中や池の中でボールが飛び込んでくるのを待 ちかまえています。
拾ったボールは後でロストボールとして売る事になるので,ボール拾いは貴重な商品 仕入れ作業といったところでしょうか。
従い、インドネシアでゴルフをしてボールが林の中や池の中、OBした時は探すことは せず、彼等に寄付したと割り切って諦めるのが賢明でしょう。
また、市内の交差点では信号待ちの車の運転手やタクシー,バスの乗客を相手に物を 売る光景もよく見かけます。
新聞、雑誌、たばこ、水は当たり前のこと、人形や、彫刻品等訳の分からない物まで 売られています。 (でも、訳の分からない物を実際に買っている人を見たことはありませんが)

<オカマさんだって稼いでいるのだ!?>

更に、。オカマさんの物売り?を初めて見かけました。 信号待ちしている車の運転席の横に立ち、タンバリンのような鈴を鳴らしながら何や ら歌を歌いお金を要求すると言ったた物で、ひどいのは、お金を受け取るまで場所を 移動しないと言った少々図々しい,たちの悪いタイプの物売り?でした。
まぁ、余談ですが、このオカマさん連中、決して美人ではないし、男を感じさせる体 型、声でした。残念?
まぁ、余談ですが、このオカマさん連中、決して美人ではないし、男を感じさせる体 型、声でした。残念?

<こんな仕事もあるのだ!>

他にも、警察官でもないのに交通整理をしてチップを稼ぐ人、ゴルフ練習場で打席で 打っている人の前に座り練習用ボールを一つづつマットの上に置くことでチップをも らっている人,まぁ,それはそれは日本の常識では理解できない事もありますが, これも貴重な仕事、果ては生活するための必要手段なんでしょう。

<結婚式を見た!>

たまたま食事で寄ったホテルで盛大な結婚式が行われていました。

ホテルのロビーにはこのような大きな花を使ったお祝いのボートが所狭しと飾ってあり、すばらしい 雰囲気を演出していました。

 

  

 

 

 

 

 

式場へあがる階段の脇には子供達が花を持って新郎・新婦が通るのを待ちかまえていました。
この国ではかなりすばらしい、お金がかかった結婚式の様に思われました。
しばしボ〜っと見とれてしまいました。

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